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エリック・ナンス (アメリカ)
【1960 ~ 2005】



エリック・ナンダル・ナンスは、1960年1月9日、アメリカ・アーカンソー州ホット・スプリング郡で生まれた。


1982年、ナンスはオクラホマ州で2人の少女を襲い逮捕された。

ナンスは強姦未遂で有罪判決が下され、懲役20年が言い渡され刑務所に収監された。


1993年5月、ナンスは刑期を終え出所した。


同年10月11日、ジュリー・ヒース (18歳♀) はホット・スプリングに住むボーイフレンドに会いに行く為、車でハイウェイ270を走らせていた。

すると、ヒースは故障して道に停まっている車を見つける。

ヒースは車を止め、故障車に近づいた。

故障車の持ち主がナンスであり、ヒースはナンスに自分の車に乗るよう進める。

そして、ナンスが車に乗ろうとした所、ヒースに襲い掛かった。

ナンスはヒースを強姦し、喉をナイフで切って殺害した。

その後、ナンスはヒースの死体を運び、殺害現場から7.5マイル (約12km) 離れた閑散とした田舎に捨てた。

ナンスは逃走中にコンビニエンスストアに寄ったのだが、従業員によるとこの時ナンスはオーバーホールを着ていたが中は何も着ていなく、しかも、靴や靴下も履いていなかったと後に述べている。

また、オーバーオールには湿った黒い汚れがあったのを確認している (ヒース殺害時の返り血を浴びた為にシャツや靴を脱いだと思われる) 。


同年10月18日、ハンターによってヒースの死体は発見された。

ヒースは服を着ていたが、ベルトのバックルは部分的に戻されており、ズボンのジッパーは完全に上がっていなかった。

また、ヒースのシャツは裏返しにされており、左肩は引き裂かれていた。

遺体を調べると、ヒースの靴下やパンティは内側にめくられ、ブラジャーは首と肩の辺りまで引き上げられた事が判明した。

遺体にはヒースのではない陰毛が見つかり、それがナンスのものだと断定され、ナンスは逮捕された。

逮捕されたナンスは、ヒース殺害は故意ではなく偶然だと述べ、殺害するつもりはなかったと述べた。

ナンスはヒースがナイフを見て興奮し、ヒースがナンスを蹴って来た為、ナンスはヒースを止めようと手を振った際に誤って喉に切りつけてしまったと述べた。


1994年3月31日、ナンスには死刑が言い渡された。

ナンスの弁護士はこの死刑判決を違法だと主張した。

その理由はナンスは精神遅滞であったからだった。

だが、本来違反となるのはIQ70以下の精神遅滞者に対する死刑執行だが、ナンスをみた心理学者によると、ナンスのIQは105だとした。


2005年11月17日、アーカンソー州仮釈放委員会は、ナンスの減刑に対する投票をとった。

すると、7人の投票結果は6対1で減刑に反対であった。


結局、同年11月19日、ナンスへの控訴は棄却された。


同年11月28日、致死量の注射による死刑が執行された。

享年45歳。

ナンスのスペシャル・ミール (最後の特別な食事) は、2つのベーコンチーズバーガー、フレンチフライ、チョコレートチップクッキー、アイスクリーム、コカ・コーラであった。

また、最後の言葉はなかった。

このナンスへの死刑執行は、アーカンソー州としては2004年1月6日に執行されたチャールズ・シングルトン以来、約1年10ヶ月振りの執行であった。

また、2005年ではアメリカ全体で54人目、アメリカで1976年に死刑が復活して以降998人目で、アーカンソー州では27人目であった。



《殺人数》
1人


《犯行期間》
1993年10月11日




∽ 総評 ∽

18歳の女性を襲い強姦して殺害したナンス。

ナンスは車が故障 (実際は故障しておらず、誰かを襲う為に故障を装っていた可能性も高い) している所、親切に助けようとしたヒースを強姦し、殺害するという鬼畜振りを発揮した。

また、ナンスはその前に2人の少女を襲っており、生粋の強姦魔と言える。

ナンスはヒースを強姦はしたが元々殺すつもりはなかったのかもしれない (最初の少女2人も強姦はしたが殺していない) 。

だが、だからと言ってナンスの罪が少しも軽くなる事は個人的には微塵もないと思う。

ヒースを刺して殺したのは本当にたまたまだったのかもしれないが、強姦している時点で何の酌量の余地もない。

所詮は死人に口なしを良い事にナンスが好き勝手言っているだけに過ぎず、ナンスがヒースを強姦して殺害したのは事実であり、それだけで判断し処分すればいい。

今回は素直に死刑判決が下され執行されたからいいが、精神遅滞という理由を掲げて減刑や死刑を回避するのを止めて欲しい。