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ヨセリン・オルテガ (アメリカ)
【1962 ~ 】



2012年10月25日、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨークのマンハッタン区アッパー・ウエスト・サイドで凄惨な事件が起こる。

高級アパートの一室で、6歳の少女と2歳の男の子が無惨に惨殺されたのだった。

2人の子供の親は父をケビン、母をマリナというクリム夫妻で、ケビンはCNBC (ニュース通信社ダウ・ジョーンズとアメリカの大手テレビネットワークの1つNBCが共同設立したニュース専門放送局) の幹部であった。

母マリナが末の子供を迎えに行き、家に戻ると、バスルームで血まみれで倒れている2人を発見した。

そして、2人の子供の傍にはナイフを握ったまま負傷して倒れていたヨセリン・オルテガがいた。

マリナはすぐに救急車を呼んだ。

事件の現場を目撃した警察関係者は、日頃、多くの凶悪な事件を扱っているにも関わらず、そのあまりの惨状に驚愕した。

オルテガは病院に搬送されたが、命に別状はなかった。

そして、傷の回復と共に警察はオルテガに事情を聞く。

すると、オルテガはキッチンからナイフを持ち出し、2人の子供を滅多刺しにして殺害したと述べた。

そして、2人を殺害後、ナイフで自身の首を切って自殺しようと試みたが死にきれなかった事がわかった。

子供たちにはそれぞれ複数ヶ所の刺し傷があった。

オルテガはクリム夫妻に2年前から雇われ、ベビーシッターとして働いていた。

オルテガは元々ドミニカ共和国出身で、アメリカに来ると真面目に働いていた。

その為、事件の時にはアメリカ国籍を取得していた。

肝心のオルテガの殺害動機だが、金銭的に困っていた為に殺害したと述べ、また、ベビーシッターという仕事以上の事をやらされた事に腹を立てていた事が原因である事がわかった。

オルテガは司法取引を拒否し続けており、まだ、裁判で判決が下されておらず、今後の動向が注目されている。



《殺人数》
2人


《犯行期間》
2012年10月25日




∽ 総評 ∽

ベビーシッターとして面倒を看ていた子供2人を無惨に殺害したオルテガ。

ベビーシッターによる犯罪というのは、日本でも起こっており珍しいという事はない。

動機を見る限り、逆恨み以外の何物でもなく、全く救いようがない。

オルテガは殺害動機が金銭的に困っていた為と仕事の範囲外の事をやらされた事に対する怒りだと述べた。

金銭的に困っていたから殺したというのは、殺した後に家の中からお金を奪おうとしていたのか、理由として全く理解出来ない。

誘拐して身代金を要求した方がまだましなような気がする。

また、実際はわからないが、仕事外の事をやらされたというのも、むしろ信頼されていたから任せられたのだと思われる。

本当にやりたくなかったのなら、本人と直接話して別途賃金をもらうかすればいい話だ。

オルテガは事件当時50歳であったが、詳細がない為わからないがおそらくアメリカに来てからかなりの年月が経っているだろう。

ここからは想像の域を出ないが、おそらくアメリカでの生活が上手くいっておらず、裕福な者に対する恨みとして蓄積されていったのではないだろうか。