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ビリー・マクリーン (アメリカ)
【1961 ~ 】



2015年7月13日、アメリカ・ノースカロライナ州サンフォードで、火災が発生していると消防署に通報が入る。

消防士がすぐに駆けつけ、消火活動を開始した。

鎮火した後、燃え落ちた家の中を調べると、2人の遺体が発見される。

1人はカランドラ・マクリーン (42歳♀) で、もう1人がタショナ・キャメロン (13歳♀) であった。

キャメロンはカランドラの娘であった。

検死の結果、カランドラの死因は焼死であったが、キャメロンは焼死ではなく、その前に首を絞められた事による絞殺であった。

カランドラはダクトテープで縛られており、キャメロンの死体はバスタブで見つかった。

警察はカランドラの夫であるビリー・ジョー・マクリーンに話を聞こうとするが、マクリーンの所在がわからなかった。

捜査にはFBIが参加し、すぐに大規模な捜索を開始した。

すると、マクリーンはテキサス州パンハンドルにいる事が判明する。


事件から4日後の17日、パンハンドルにあるモーテルでマクリーンは寝ている所を逮捕された。

逮捕されたマクリーンは、事件前にとある店舗でガソリンをクレジットカードで購入していた事がわかった。


マクリーンの裁判は始まっているが、まだ、量刑は決まっていない (調べた範囲では決まっていなかったが、もしかしたら現在、確定しているかもしれない) 。

検察はマクリーンに死刑を求刑する予定である。



《殺人数》
2人


《犯行期間》
2015年7月13日




∽ 総評 ∽

妻と義理の娘を殺害したマクリーン。

マクリーンのように殺害後に火を放つ者も少なくないが、大抵が証拠隠滅の要素が強い。

マクリーンの殺害動機は本人が語らない為、よくわかっていない (語っているのかもしれないが記載がない) 。

マクリーンは殺人を犯した時、すでに50も半ばであり、それまでどのような人生を送ってきたかよくわからない。

おそらくそれまで犯罪を犯してきていると思われるが、最近の事件にしては謎が多い事件である。