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レイモント・ホープウェル (アメリカ)
【1971 ~ 】



レイモント・ホープウェルは、1971年6月11日、アメリカ・メリーランド州ボルチモアで生まれた。


ホープウェルは子供の頃から常習的な犯罪者で、窃盗や強盗、薬物関連の犯罪を行っていた。


1999年2月、ホープウェルはコンスタンス・ウィルス (60歳♀) を強姦して殺害する。


2002年、ホープウェルは微罪で逮捕されると、保護観察付きの懲役2年が言い渡された。


同年11月、ホープウェルは保護観察中にも関わらず、サラ・シャノン (88歳♀) を強姦して殺害する。

その後、ホープウェルは保護観察違反により逮捕され (シャノン殺害での逮捕ではない) 、懲役18ヶ月の実刑が言い渡された。


懲役18ヶ月が言い渡されたホープウェルだったが、刑務所にわずか3ヶ月収監されただけで、2004年に出所した。

出所したホープウェルはそのまま姿をくらました。


同年9月、ホープウェルに令状が発行された。


2005年5月、ホープウェルはセイディ・マック (78歳♀) を強姦して殺害する。


同年8月、ホープウェルはリディア・ウィングフィールド (78歳♀) を強姦して殺害する。


同年8月21日、ホープウェルはカールトン・クロウフォード (82歳♂) の家に侵入すると、クロウフォードを殴り首を絞めて殺害した。


同年9月20日、ホープウェルは逮捕された。

ホープウェルによる犠牲者は全員アフリカ系アメリカ人で、襲撃前に調べたりせず、適当に選んでいた事がわかった。

また、ホープウェルは5人を殺害しているが、他に4人を強姦しており、全員を縛って拘束していた。

ホープウェルの殺害方法は絞殺で、殺害後、貴重品を盗んでいた。

また、ホープウェルは犠牲者の家にバスで向かい、絞殺の際に使用する道具を犠牲者の家で見つけていた。

ホープウェルが犯人とされたのは、ホープウェルは殺害後、遺体を隠したりせずそのままにしており、また、すぐに現場を離れずタバコや家にあった飲み物を飲んで長時間現場に留まっていた為、現場には多くのDNAが残っていた為だった。


2006年9月14日、裁判でホープウェルは仮釈放なしの終身刑が言い渡された。



《殺人数》
5人
(他強姦多数)

《犯行期間》
1999年2月~2005年8月21日




∽ 総評 ∽

主に高齢の女性を強姦して殺害したホープウェル。

ホープウェルは常習的な犯罪者であったが、どのような幼少を過ごして来たのか詳細がない為わからない。

ホープウェルのように老婆を強姦する殺人鬼は意外に多いが、このホープウェルのように黒人男性に多い。

ホープウェルは現場に長く留まったが、私がわざわざ言わずとも、長時間残る事でリスクが高いのは明白だ。

そんな事を気にしなかったホープウェルは、もしかしたらIQがそれほど高くなかったと思える。

ホープウェルは何度も逮捕され、その度に釈放された。

殺人で逮捕されたわけではないので、しょうがないかもしれないが、余罪を追及すればわかった可能性が高い。

アメリカの連続殺人によくあるパターンではあるが、何とかならないものかと思う。