ジェリー・タウンゼント (アメリカ)
【1952 ~ 】
2001年6月15日、1人の男性が22年間の刑務所での生活を続けた後、釈放された。
男性の名はジェリー・フランク・タウンゼントといい、この時、49歳であった。
タウンゼントは1973年から1979年の間、アメリカ・フロリダ州で発生した6人の女性殺害と2件の強姦で1979年9月5日に逮捕された。
逮捕されたタウンゼントは、1973年にソニア・マリオン (13歳♀) 殺害を自白する。
また、同じ年にフロリダ州ブロワード郡でナオミ・ギャンブル (♀) とバーバラ・ブラウン (♀) 殺害を認めた。
しかし、警察がタウンゼントが昼間に妊婦を強姦したとされる場所に連れて行くが、被害者と目撃者の証言の場所とは違っていた。
また、タウンゼントがいくつかの殺人についての告白した内容の詳細と、犠牲者の実際の様子が矛盾する点もいくつか見られた。
しかし、タウンゼントはIQが50から60くらいの8歳程度の知能レベルしかなく、精神障害で苦しんでいる事がわかった。
その為、タウンゼントの自白は精神障害によるもので信憑性がないとされた。
だが、1980年に裁判でタウンゼントは7つの終身刑が言い渡された。
タウンゼントは無実の訴えなどしていなかったが、タウンゼントは実は犯罪を犯していないのでは?と言われた。
警察もそれを考慮し、DNA鑑定を2回行い、慎重に調べる事にした。
すると、タウンゼントが犯したとされる6件の殺人の内、マリオンとギャンブルはタウンゼントではなく、以前掲載したエディー・モズリイだという事が判明した。
その後、タウンゼントは7件の内、2件の終身刑が取り下げられ、最終的には全ての請求がクリアとなり、釈放される運びとなった。
最後にタウンゼントが逮捕後に供述した発言で終わりたいと思います。
「世界の売春婦を取り除きたい」
《殺人数》
6人? (他強姦2人)
《犯行期間》
1973年~1979年
∽ 総評 ∽
6人殺害したと自白したタウンゼント。
6人の内、2人は以前掲載したモズリイによるものと断定され、タウンゼントによる犯行は4人という事になった。
タウンゼントは全ての罪が無罪となり釈放されたが、4件の殺人についてはタウンゼントではないという証拠はない (逆を言えばタウンゼントがやったという証拠もないが) 。
その為、何故全ての罪で無罪となり釈放されたのかわからないが、おそらくタウンゼントのIQの低さ、すでに22年間刑務所で生活を送っていたという事が考慮されたのであろう。
タウンゼントが犯行に及んでいた時、以前掲載したモズリイが近い場所で暗躍しており、モズリイはもっと多くの女性を殺害しているので、確かにタウンゼントではなくモズリイが全て行った可能性はある。
このタウンゼントの事件は、冤罪事件として取り上げられる事も多い。
ただ、個人的には本人が殺人や強姦について発言しているのでまず間違いないと思う。
いくら精神遅滞者といえど、やってもいない殺人を告白するとは思えない。
私は精神科の先生でも専門家でもないので偉そうな事は言えないが、何か納得のいかない結末に感じる。
コメント
コメント一覧 (17)
責任能力がなく、かつ仮に冤罪でも知的障害者・精神障害者は自己弁護が出来ずに死刑になる、これは差別である。
という人権団体がおりますが知的障害者を特別扱いしてますがこれって矛盾してませんか?だって人権団体が言う『人は皆平等である』に対して実際彼らがやってるのは黒人、女性、障害者、マイノリティ達の「優遇」であってそれにより今度はマジョリティが逆差別の被害に遭い、マジョリティがやる事なす事全てに差別だ!と大騒ぎ。
結果、人権団体がやってるのはマジョリティをマイノリティが差別してるだけ矛盾でしかない。
そして人権団体は「自分達は差別をしない素晴らしい人」という偽善に酔ってるだけの印象です
矛盾してますね。
特別扱いしている時点ですでに差別です。
高校生の頃、バスに乗ってて次の駅で降りるから立っている老人に席を譲ろうとしたら、「年寄りをバカにするな」と怒られた事がありました。
「老人だから」と考えている時点である意味差別なんですよね。
まあ人権団体は特に理由や考えがなく何でも差別だと訴えれば満足する団体なので、どうしようもないですね。
仰る通り、自分達が差別に反対する素晴らしい人間だと勝手に思って満足しているだけです。
知能の低さや精神障害が犯罪を誘発させているワケでは無く、鬼畜本人の欲求によって起こされている許されざる行為である!
凶悪犯罪者にとっては人権保護団体なのかもしれないが、被害者や遺族にとっては人権反古団体もしくは凶悪犯罪者擁護集団に過ぎない。
先ず、社会的弱者・経済的弱者を全て救済してからにしろ!と言いたい!
だが絶対にしないのです人権保護団体と云う組織は・・・・・・何故なら非常に費用が掛かるからです。
凶悪犯罪者を擁護するのは騒ぎ立てて世情を煽るだけで済むからです。
死刑反対論者 氏も仰っていますが人権保護団体なるクズ組織に所属している人達は「自分達はナンて立派な行いをしているんだ」と自画自賛しているナルシスト集団に過ぎず、被害者や遺族感情は全く酌みません。
だから、死刑判決が出たりすると自分達の思惑が崩れてヒステリーを起こすのです。
アメリカやヨーロッパ、そして国連からコノような人種を排除すべきでしょう。
先ずそれが、それこそが犯罪を抑制する一歩である気がするのは私だけでしょうか!?
ジャンルは違いますが、
過激なベジタリアンや動物保護団体或いは宗教団体に通じるものがあります。
彼らは自分の考えが正しく、他が間違っていると本気で思っていますからね。
自分の正義を主張し、他人にまでそれを押し付けようとします。
一方的に押し付けた正義を正義とは言いません。
我々は張りぼての正義に惑わされないよう、本質を見抜く目を養うべきですね。
何の関係もありませんね。
結局は本人に強烈な欲求があり、それを制御出来なかっただけの事。
では精神遅滞で8歳の頭脳しかないのなら、何で強姦なんかするのか。
8歳なんて性欲なんかないんだから強姦なんかしたいわけがない。
という事は結局、本人の欲望以外の何物でもないのです。
死刑反対って本当に良いと思ってるんですかね。
少しでも被害者や遺族の事を考えればとても出来ないと思います。
菜食主義者は「自らの命を繋ぐのに命を奪いたくない!」とホザいていますが彼等にとって植物は「生命」と考えていないのでしょうか!?
最も重要な生命の一つだと思いますが・・・・・・
動物愛護団体、特にシーシェパードは知っているのでしょうか!?アメリカ(アラスカ)が年間1000頭の捕鯨をしている事を!
既にミンク鯨は世界中で少なくとも600~800万頭だと云う事を!
鯨はとてつもない量の海洋資源(魚介類)を捕食します・・・・・・ほぼ丸呑みで!
鯨が増え続ければ海洋資源はいずれ枯渇する事は間違いなく、そうなれば鯨は必然的に死滅・・・・・・更には人類の食糧事情も悪化すると思われます。
人権保護団体や菜食主義者や動物愛護団体は同類のヒステリーだと私は思います。
そして自らの正義を振りかざす人間が「正義」であった事象は歴史上に存在しません。
戦争を勃発させるか、独裁者の類いです。
怖いのは彼等の独善が政治家にも影響がある事ですね。
ですがクジラ一匹で一体牛何頭分なのかは子供でも大体はわかりますよね。
アメリカ人とオーストラリア人は自分達の牛肉を売りたいから日本の食文化を何としてでもやめさせたいのです。
そうでなきゃあんなただの海獣誰も気にしませんよ。
よく考えてください、インディアン、アボリジニがどんな目にあったかを
→つまりその非人道的な罪を犯した犯罪者に与える最大の罰が死刑である
『冤罪の場合、無期懲役なら再審できるが死刑は判決が出てしまえばそれで終わり。冤罪なのに殺されてしまう!これは酷いので死刑は無くすべき』
→何故、冤罪が起こる前提なのか?では冤罪が起こらぬ社会…司法、裁判所、警察の腐敗を無くすのが先決では?
『どんな罪でも償える、反省して更生させるべきだ』
→罪を償う=死刑
『18歳以下は死刑にしてはいけない。子供は純粋であり、更生の余地がある』
→19歳は純粋では無いのか?そして純粋とは逆に言えばそれだけ悪にも染まりやすいという事である
『知的障害者は責任能力が無い。冤罪だった場合でも彼らは自分を弁護する能力がない。これは差別だ!』
→では誰が責任を取るのか?被害者には泣き寝入りしろと?責任能力が無い=動物と同じ。もっと言えば例えば人を噛み殺した犬は普通殺処分である。
『死刑にするのでは無く、終身刑にすべきでは?』
→そいつを養うのは誰の金だ?皇室にかかる国民一人当たりの税金は死刑囚全体にかかる税金より安い…なるほど、死刑囚は貴族だったのか納得したよ
『死刑は抑止力にはならない。現にアメリカの殺人事件は死刑のないEUよりも高い』
→世界人口三位のアメリカと比べるな。そして大体のヨーロッパの国は日本より治安が悪い。それと抑止力になるなんて誰も言ってない。死刑をするのは犯罪者が世に出るのを食い止める為だ。片っ端から捕まえて死刑にすべき
それにしても死刑反対を叫ぶ人達は何故冤罪前提で話すのか?
高校の教師は「死刑はこの国には必要、死刑撤廃派は家族が殺されても同じ事が言えるのか?と聞くと『それとこれとは話が別だ』と逃げる。結局は他人事だから言える」
大学の教授は…
「人を殺すのは悪い事なのに何故死刑があるのか?EUでは既に死刑を撤廃していて日本は遅れている!」
精神年齢が8歳未満でも大概が犯罪には手を染めないし、性欲よりも食欲や承認欲の方が強い方のほうが多いので、彼の精神年齢が8歳未満というのも怪しいです。
仰る通りですね。
何故、死刑廃止に伴い冤罪を前提で話を行うのか。
まあそこを掲げないと死刑廃止の理由がないからでしょうね。
>nanajiさん
私もそう思います。
精神病だろうが子供だろうが同じように裁くべきです。
そもそも何をもって8歳と判断したのか、かなり怪しいものです。
自分は世の中には「平等」なんてないと思ってます。現に生活してたって、仕事してたって平等じゃないし、人が個性を持って生まれてくる限り、平等など有り得ないでしょう。それを受け入れて生きていくしかない。ハンデのある方でも住みやすい世の中にすることは大切だと思いますが、必要以上の平等主義が、本当は平等なんてない社会で、矛盾した論理を振りかざしていると思います。
<本掲載とあまり関係のないコメントですみません>
ありますね。
私も平等というのはないというか不可能だと思います。
仰る通り生まれた瞬間に世の中はすでに平等ではなく、立場や状況がすでに異なります。
まあ平等を訴えるような人はそもそも考え方が浅く、そう言っている自分に酔っている人が多いと私は思います。
何なんですか?
わかりません。
割引や手厚いサービスを受ける必要があるのは法に触れるようなことをしていなかったり、法に触れるようなことをしたけどしっかりと更生の余地があり、更生に成功したり、更生を誓って必死に頑張っている人たちなどのことで、凶悪な犯罪を犯した人間や、しょうがいを理由に減刑をほざくような異常者には関係ありません。
更生しても決して償えないので死刑のみ!
仰る通りです。
更生しようが改心しようが殺された人は戻りません。
という事は遺族が被告人を許す事は決してありません。
死刑以外の選択肢がある事がそもそも間違いだと思いますね。
不公平極まりないし、差別を生みだすだけでしょう。
あと、まだ無罪とも言い切れないのになんで無罪と判断できるんだろうね?
本当ですね。
納得いきませんね。