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アルチョーム・アノウフリエフ (ロシア)
【1992 ~ 】



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ニキータ・リトキン (ロシア)
【1993 ~ 】



アルチョーム・アレクサンドロヴィッチ・アノウフリエフ (1992年10月4日生まれ) と、ニキータ・ヴァスタンゴヴィッチ・リトキン (1993年3月24日生まれ) は、ロシア・イルクーツク州アカデムゴロドクに住んでいた。


そして、アルチョームとニキータは、2010年11月から殺人を始める (この時、2人はまだ17歳であった) 。

2人はマレット (木槌) で殴りかかり、その後、ナイフで滅多刺しにし、死体を解体した。

また、ニキータは叔父からビデオカメラを借り、殺害の一部始終を撮影した。

しかし、初めに襲った2人に関しては失敗してしまい、未遂に終わる。


最初の犠牲者は、2010年12月1日、ダニル・セミョーノフ (12歳♂) という少年であった。


同年12月16日、2人はオルガ・ピローク (69歳♂) を殺害する。


年が明けた2011年1月1日元日、2人はホームレスの男性を殺害する。

この男性は名前がわからなかった。


同年2月21日、2人はアレクサンダー・マクスモフ (♂) を殺害する。


同年3月11日、2人はローマン・フェイズリン (♂) を殺害する。


同年4月3日、2人はホームレスの女性を殺害する。

このホームレスの女性も名前がわからなかった。


同年4月5日、アルチョームとニキータは逮捕される。

逮捕のきっかけはビデオカメラをニキータに貸した叔父が、ニキータからビデオカメラを返してもらった際、中を確認した所、アルチョームとニキータが殺人を行い、解体する様子が撮されている映像を見つける。

あまりの出来事に驚いた叔父が警察に通報し、2人は逮捕されたのだった。

逮捕されたアルチョームとニキータは、ロシアのシリアルキラーで最低48人、一説には60人以上殺害した『Bitsa Maniac (ビツァの狂人) 』または『Chessboard Killer (チェスボード殺人者) 』と呼ばれたアレクサンドル・ピチュシキンに強い影響を受けたと述べた。

また、ウクライナで2007年6月から7月のわずか1ヶ月足らずの間に21人殺害し、その様子を撮影した動画が『ウクライナ21』としてネット上に流出した『Dnepropetrovsk maniacs (ドニプロペトロウシクの狂人たち) 』のイゴール・シュプルンヤクとヴィクトル・サエンコにも影響を受けており、『ウクライナ21』を観た2人が、自分達もビデオカメラで殺害の様子を撮影したいと思い、実行したと供述した。

2人は精神鑑定を受けたが、正常と診断された。

2人は診察を受けた精神科医に、犠牲者に世間的弱者 (高齢者やホームレス) や酔っ払っている人間を標的にしたと述べた。


2013年4月2日、裁判でアルチョームとニキータには終身刑が言い渡された。

この2人による殺害の様子を撮影した動画が、『Academy Maniacs (アカデミー・マニアックス) 』としてネットに流出した。

『ウクライナ21』は「初のスナッフ・フィルム」と呼ばれているが、この『Academy Maniacs』も同じく「スナッフ・フィルム」として双璧をなしている。



∽ 総評 ∽

わずか17歳から殺人を始め、6人殺害してその様子をビデオカメラで撮影したアルチョームとニキータ。

2人がどのような家に生まれ、どのような幼少時代を過ごしてきたか詳細がなくわからないが、個人的にはこのくらいの歳でこれ程の事をやってのけるのは、おそらく恵まれた家庭に生まれ、甘えられて育てられたお坊ちゃんが退屈から殺人に興味を示し行った犯行ではないかと思う。

また、2人がどのように出会ったのかもよくわからないが、恐らく学校の同級生として知り合い、異常者同士意気投合したのだと思われる (『バルガー事件』のジョン・ブエナブルズとロバート・トンプソンも学校で知り合って意気投合した) 。

この2人や『ウクライナ21』の3人もそうだが、こういう未成年者の快楽殺人鬼の場合、狙い易く反撃されにくい相手を選ぶ事が多い。

そのやり方は卑怯でずる賢く、陰湿かつ陰険でとても許し難い (個人的には自分の好みの相手を追及するシリアルキラーの方がまだましである) 。

有名な殺人動画としては前述した通り『ウクライナ21』があるが、この2人もその影響を受け、殺害の様子をビデオカメラで撮影した。

「スナッフ・フィルム」というのは昔からその存在が疑問視され、ほとんどのものが嘘で作り物の事が多い。

しかし、現在ではほぼ本物で間違いないとされ、『ウクライナ21』同様最も有名な「スナッフ・フィルム」とされている (ただし、ただ殺人の様子を撮影するだけでは厳密には「スナッフ・フィルム」とは言わず、その為本来『ウクライナ21』は「スナッフ・フィルム」とは言わないが、本人たちは販売しよう考えていた可能性があり、それなら「スナッフ・フィルム」と呼べる) 。

近年、ネットの普及とスマートフォンにすら鮮明な動画機能が付いているこのご時世ならば、本物の「スナッフ・フィルム」が存在しても何ら不思議な話しではない。

現に『ウクライナ21』もこの『Academy Maniacs』も近年に流出したもので、本物の可能性は極めて高いと言えよう。

両方の動画を以前観た事あるが、感想としては『ウクライナ21』に比べ『Academy Maniacs』は映像が鮮明で、グロさが際立って見える。

どちらも本当の「スナッフ・フィルム」かどうかはさておいて、内容はかなり衝撃的でグロ映像に耐性のない方はまず観ない方がいい (本当に止めた方がいい) 。

私のブログを読んで下さっている方ならこの事件は知っている方も多いと思い、すでに映像を観ているなら別だがこれから初めて観ようと考えているのなら、覚悟の上、観て欲しい。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★★★☆
・残虐度 ★★★★★★★★★☆
・異常性 ★★★★★★★★★☆
・特異性 ★★★★★★★★☆☆
・殺人数 6人

《犯行期間:2010年12月1日~2011年4月3日》