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ショーン・ラム (カナダ)
【1959 ~ 】



ショーン・キャメロン・ラムは、1959年、カナダ・オンタリオ州で生まれた。

ラムは産まれてすぐに養子に出され、新しい家では虐待されて育った。


1971年、ラム12歳の時、ハードドラックに手を染め、薬物中毒となってしまう。


ラムによる犯罪は1970年代半ばに始まった。

ラムの犯歴は尋常ではなく、有罪判決が下されたものでも100件以上に及んだ。


1992年、ラムは性的暴行により有罪判決を受け、刑務所で4年間収監される。

ラムの犯罪のほとんどが暴力によるものだった。


2011年9月、ターニャ・ジェーン・ネピナク (31歳♀) が行方不明となる。

結局、ネピナクの死体は見つかる事はなかった。


同年12月18日、ローナ・ブラックスミス (18歳♀) が行方不明となる。

ブラックスミスの家族が警察に通報し、捜索を始めた所、ブラックスミスは無惨な死体姿で発見された。


2012年1月11日、キャロリン・シンクレア (25歳♀) が行方不明となる。

シンクレアの家族がすぐに警察に通報し、警察はすぐに捜索を開始するが、シンクレアを見つける事は出来なかった。

しかし、同年3月31日、ケベック州モントリオールのノートルダムアベニューのゴミ箱でシンクレアの死体が発見される。

シンクレアの死体はプラスチックシートに包まれ、ダッフルバッグに入れられていた。

検死の結果、シンクレアは死因は鈍器で殴られた事によるものだと判明した。


そして、同年6月24日、シンクレア殺害容疑でラムが逮捕される。

シンクレアの遺体に残っていたDNAがラムと一致した為だった。

ラムとシンクレアはクラックコカインを購入する際に出会い、それを吸う為にラムのアパートを訪れた。

そして、ラムはシンクレアを強姦した後、バスルームに連れて行くと斧で殴り殺害した。

ラムはシンクレア殺害後、近くの工事現場からプラスチックシートを盗み、シンクレアの体を包んで捨てた。

ラムはシンクレアとブラックスミス殺害を認めた。

だが、ネピナク殺害に関してはラムは否定したが、警察はネピナク殺害はラムで間違いないとした。

ラムを診察した精神科医は、
「彼は反社会的人格障害者であり、自己中心的で冷淡、冷酷かつ無謀」
と診断した。


2013年11月13日、裁判でラムは2つの過失致死により有罪判決が下され、最低10年間は仮釈放の可能性がない懲役25年が言い渡された。


最後にブラックスミス殺害の様子を語ったラムの発言で終わりたいと思います。

「彼女が意識が残っていたので、死ぬまで彼女の首を絞めて殺した」



∽ 総評 ∽

3人の女性を強姦して殺害したラム。

ラムによる最初の殺人は2011年で、この時、ラムはすでに52歳であった。

通常、シリアルキラーは早くて10代半ば、遅くても30代には殺人を始めるが、このラムは50過ぎてから殺人を始めるという晩成振りであった。

かといってラムは若い頃から数々の犯罪を繰り返しており、もしかしたらその時にも殺人を行っていた可能性は十分にあるだろう。

ラムを診察した精神科医は「反社会的人格で冷淡で冷酷」と評したが、その凶暴性もかなりのものだ。

ラムは実親に捨てられ、里親には虐待を受けるという悲惨な幼少時代を過ごしており、それが原因なのは間違いないだろう。

ただ、それにしてもラムの凶暴性は尋常ではなく、こういう人間は間違いなく2度と外には出してはいけない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★☆☆☆
・特異性 ★★★★★☆☆☆☆☆
・殺人数 3人

《犯行期間:2011年9月~2012年1月11日》