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フィリップ・ヤブロンスキー (アメリカ)
【 1946 ~ 2019 】



フィリップ・カール・ヤブロンスキは、1946年1月3日、アメリカ・カリフォルニア州ジョシュアツリーで生まれた。

ヤブロンスキの父親はアルコール中毒であり、酔ってはヤブロンスキや母親、妹に暴力を振るった。

また、父親はヤブロンスキを日常的に強姦した。


ヤブロンスキ16歳の時、14歳の妹の首にロープを巻きつけ、首を絞めようとする。

その際、ヤブロンスキはあまりの興奮に勃起しており、妹はヤブロンスキに強姦されそうになる。

しかし、ヤブロンスキは我に返りその場で泣き始めた。

妹がその事を父親に告げ、ヤブロンスキは怒った父親に殴られた。


ヤブロンスキは高校で後の妻となるアリス・マガウアンと出会う。

高校を卒業後、ヤブロンスキは軍隊に入り、外国に派遣された。


その後、ヤブロンスキはテキサス州に戻り、1968年、ヤブロンスキはアリスと結婚する。

しかし、ヤブロンスキは結婚するとアリスに対して性的に凶暴になる。

ヤブロンスキは性行為に及んでいる間、アリスの顔に枕を押し付け、窒息させようとした。

また、意識が失う程首を絞めた事もあった。

あまりの異常さにアリスは結婚生活に嫌気がさし、ヤブロンスキと別れた。


1968年11月、ヤブロンスキはジェーン・サンダース (♀) と出会う。

そして、出会ってすぐにヤブロンスキはサンダースを強姦する。

しかし、サンダースはその事を警察に訴えなかった。

その後、サンダースは妊娠している事が発覚する。


ヤブロンスキは軍を除隊し、1969年7月、サンダースとカリフォルニア州へ引っ越した。

ある時、ヤブロンスキはサンダースと性行為に及んでいると、ヤブロンスキのあまりの暴力的な行為にサンダースは止めようとした。

すると、ヤブロンスキは銃を取り出し、途中で止めるなら撃つぞと脅した。

そして、銃の床尾でサンダースを殴った。

その衝撃でサンダースは気を失ってしまう。

サンダースは意識を回復した時、ヤブロンスキは性行為を続けていた。


1972年、サンダースはヤブロンスキのもとを去った。


1977年2月、ヤブロンスキはリンダ・キンブル (♀) と出会い、そして、同年8月になると同棲を始めた。


同年12月、キンブルは妊娠し、娘を生んだ。


1978年7月6日夕方、ヤブロンスキはキンブルの母イソベル・パールズを家に呼ぶ。

すると、部屋ではヤブロンスキがキンブルを強姦しており、ヤブロンスキはイソベルに以前、行為をやりきらなかった事に対して怒りを露にした。

イソベルはあまりの様子に驚き、その場を逃げ出して隣人に助けを求めた。

警察が駆けつけるが、夫婦間の出来事という事もあり、ヤブロンスキに注意しただけであった。


数日後、キンブルはヤブロンスキのもとを去り、子供を連れてイソベルの家に引っ越した。


同年7月16日、キンブルは子供の荷物を取りにヤブロンスキのアパートへ向かう。

しかし、ヤブロンスキは戻ってきたキンブルを殺害する。

逮捕されたヤブロンスキは裁判で有罪判決が下され、刑務所に収監された。


1982年、ヤブロンスキは獄中で新聞広告の記事に答える事となり、その時にキャロル・スパドーニ (♀) と出会い、互いに惹かれ合う。

その後、何度かやり取りする事となり、ヤブロンスキはキャロルと獄中結婚する事となる。


1990年、ヤブロンスキは刑期を12年務めた後、仮釈放された。


1991年4月22日、ヤブロンスキはカリフォルニア州インディオで、ファシマー・ヴァン (38歳♀) を殺害する。

ヴァンは強姦されており、頭を撃たれていた。

ヴァンの背中には『I Love Jesus (アイ・ラブ・イエス) 』と刻まれており、インディオの砂漠に裸で捨てられ目と耳は切り取られていた。


1991年4月23日、ヤブロンスキはキャロル (46歳♀) と母親のエヴァ・ピーターソン (72歳) を殺害する。

ヤブロンスキはキャロルを撃ち殺すと、ピーターソンを強姦した。

そして、ピーターソンの口をダクト・テープで塞いで窒息させ、それから刺して殺害した。


同年4月27日、ヤブロンスキはユタ州でマージー・ロジャーズ (58歳♀) の家に強盗目的で侵入し、殺害する。


翌日、ヤブロンスキはカンザス州で逮捕された。


1994年、裁判でヤブロンスキは有罪判決が下され、死刑が言い渡された。

ヤブロンスキは判決を不服として控訴した。


2006年1月、カリフォルニア最高裁判所は、ヤブロンスキの控訴を棄却し、死刑判決を支持した。


2019年12月27日、サンクエンティン州立刑務所で死去した。

享年73歳。



《殺人数》
5人


《犯行期間》
1978年7月16日~1991年4月27日




∽ 総評 ∽

女性に暴力を振るい、殺害したヤブロンスキ。

ヤブロンスキは妻や恋人へ暴力的な性行為を行う生粋のサディストであり、その暴力性は異常と言う他ない。

ただ、ヤブロンスキがここまで異常になったのは間違いなく子供の頃の家庭環境にあり、父親の責任は甚だ重い。

だが、ヤブロンスキは16歳の時に実の妹を襲っており、この時、ヤブロンスキはあまりの興奮に勃起した程であった。

これは快楽殺人鬼によくある傾向で、射精に至る人物も多い。

ただこの時に何らかの対処をしていれば少しは変わったかもしれない。

ヤブロンスキは比較的高齢の女性を好んだが、年齢にそれほどこだわりがなく、女性であれば誰でも良かったのだろう。

しかし、いつも思うのだが、こんな異常者がよく次から次へと女性と付き合ったり結婚できたりするものだと思う。

サイコパス特有の異常性を微塵も見せず、言葉巧みに騙しているだけなのかもしれないが、それにしてもこれだけ女性をたらし込む能力はいつみても凄いの一言である。