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ジョゼフ・オーバーハンスリー (アメリカ)
【1981 ~ 】



1998年、ジョゼフ・アルバート・オーバーハンスリーは17歳の時、アメリカ・ユタ州で、当時、交際していたサブリナ・エルダー (17歳♀) を殺害する。

そして、自身の母親も殺害しようとするが、母親は怪我を負ったものの、逃走する事に成功した。

裁判ではオーバーハンスリーは殺人と殺人未遂で有罪判決となるが、犯行当時の年齢や、嘆願取引により減刑された。


2012年、オーバーハンスリーは刑期を12年務めた後、仮釈放で出所した。

出所した後、オーバーハンスリーはインディアナ州ジェファーソンビルに移った。

ここで、タミー・ジョー・ブラントン (♀) と出会い、交際する事となる。


2013年、オーバーハンスリーは仲間を絞殺し、拘束の際に警察に抵抗した為に逮捕された。

ブラントンはオーバーハンスリーの為に保釈金を支払い、オーバーハンスリーはそのおかげで釈放された。


2014年7月、オーバーハンスリーは運転違反で逮捕される。

再びブラントンがオーバーハンスリーの保釈金を払った為、釈放された。

しかし、その後、オーバーハンスリーとブラントンの関係は悪化してしまう。


同年9月11日深夜 (日付が変わった直後) 、オーバーハンスリーがブラントン (この時46歳) の家を訪れる。

ブラントンは鍵を掛け、オーバーハンスリーを中に入れないようにした。

怒ったオーバーハンスリーは、無理やり家の中に入ろうとするが、ブラントンが警察に連絡した。

駆けつけた警官にオーバーハンスリーは帰るよう促される。


同日、午前中までにブラントンが職場に来ない事を不審に思った同僚が、警察に通報した。

警察がブラントンの家に向かうと、浴槽にバラバラにされたブラントンの死体が発見された。

ブラントンの死体には防水布で覆われていた。

ブラントンには複数の刺し傷があり、胴体は切り開かれ心臓と肺が取り除かれていた。

また、頭部も割られ、脳が丸ごと取り除かれていた。

キッチンは血まみれであったが、使用された形跡があった。

オーバーハンスリーはすぐに逮捕された。

オーバーハンスリーはブラントン殺害を認め、死体を解体し、脳や心臓等を鍋で煮込んで食べたと自供した。


同年9月15日、オーバーハンスリーの裁判が開かれ、ブラントン殺害で起訴された。


2015年2月6日、本格的なオーバーハンスリーの裁判が始まり、今後の行方が注目される。



∽ 総評 ∽

支えてくれた女性を殺害してその一部を食べたオーバーハンスリー。

オーバーハンスリーは生粋の犯罪者で、ブラントン殺害以外に最低でも2人殺害しているにもかかわらず、たいした罪に問われなかった。

また、理由はよくわからないが、自身の母親を殺そうとし、未遂に終わってはいるがその異常性はかなりのものだ。

オーバーハンスリーはブラントンとの関係が悪化した事で凶行に及んだが、その関係を悪化させた要因はおそらく素行の悪いオーバーハンスリーが原因だ。

2度保釈金を払ってもらい外に出してもらっているにも関わらず、後に恨みを抱いて殺すというのは身勝手極まりない。

食人というのはシリアルキラーには多いが、このオーバーハンスリーの珍しい所は、ブラントン以外の2人では特にそれを行っていない。

通常、カニバリズムを得意とするシリアルキラーは食べる事で快感を得るので「今回は食べたけど次は食べない」という事はほとんどない。

その為、もしかしたら相手の体の自身に取り入れるというオーバーハンスリーなりの倒錯した愛情表現なのかもしれない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★★☆☆
・残虐度 ★★★★★★★★☆☆
・異常性 ★★★★★★★★★☆
・特異性 ★★★★★★★☆☆☆
・殺人数 3人

《犯行期間:1998年~2014年9月11日》