タイリー・スミス (アメリカ)
【1977 ~ 】
2012年1月20日、アメリカ・コネチカット州フェアフィールド郡ブリッジポートの捨てられたアパートで、ホームレスのエンジェル・ゴンザレス (43歳♂) の死体が発見される。
ゴンザレスはマットレスの上に捨てられており、検死の結果、死因は鈍器による頭部への外傷であった。
警察は捜査を進めると、1人の容疑者が浮上する。
名前をタイリー・リンカーン・スミス (1977年1月11日生まれ) という35歳の男性であった。
しかし、警察はなかなかスミスの居所を掴む事が出来なかったが、スミスの従兄弟ニコル・ラブの協力により、スミスの所在を突き止める事が出来た。
同年1月23日、スミスは逮捕される。
スミスは定住する事なく、フロリダ州リン・ヘブンをしばらく旅していた。
逮捕されたスミスはゴンザレス殺害を自白した。
スミスは2011年12月、犯行現場となる捨てられたアパートで寝泊まりしていた。
すると、顔馴染みのゴンザレスに寒いから自分のアパートへ来るよう声をかけ、アパートへ招き入れた。
ゴンザレスが部屋に入った瞬間、スミスは斧でゴンザレスの頭に殴りかかり、殺害する。
その後、スミスはゴンザレスの目をくり抜き、脳を取り出して近くの墓地へ赴いた。
墓地に着くと、スミスはゴンザレスの脳と目を食べた。
2013年7月、裁判でスミスは、
「殺して食べるよう声が聞こえた」
と供述した。
スミスの弁護側は精神異常による無罪を訴えた。
同年9月11日、スミスは裁判で、厳重なセキュリティの精神病院に60年間の収容を命じられた。
最後に目の味について述べたスミスの言葉で終わりたいと思います。
「蠣 (カキ) と同じだった」
∽ 総評 ∽
ホームレスの男性を襲い目と脳を食べたスミス。
スミスの幼少の頃の詳細がわからない為、何故このような異常性が身についたのかよくわからない。
スミスのように声が聞こえたと言って殺人に及ぶ者は多く、大抵が精神分裂症だったり、アルコールや薬物中毒の場合が多い。
ただ、本来聴こえないものを「私には聴こえる」と言われてしまえばこちらとしてはどうしようもない。
スミスの経歴がホームレスという事しかわからないが、恐らく他にも余罪があると思われ、今後、詳細が明らかになるかもしれない。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★★☆☆
・残虐度 ★★★★★★★☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★★☆☆
・特異性 ★★★★★★★☆☆☆
・殺人数 1人
《犯行期間:2011年12月》
コメント
コメント一覧 (10)
申し訳ございません。
食事中なら確かに強烈な内容ですよね。
以前、犠牲者の写真がネットで確認出来ると書いたのですが、コメントでネットを見て気持ち悪くなったと読者の方に言われました。
全く興味のない方にとっては私のブログはとても読める内容ではないですね。
こちらこそ申し訳ございません。
私もそれほど深い意味はなく返信した次第であり、不愉快に思っていません。
そのネットで確認出来るという件も、「申し訳ございません、今後は控えます」と送ったら続けてくれと言われました。
これからもよろしくお願い致します。
自分で検索して見ておいてその言いぐさはねーよ(呆)
…と思った読者もいると言うことで。あまりお気になさらず。
憎くて殺したわけでもないし、空腹だったから殺して食べたわけでもない(ロシアかどこかでありましたよね? そんな事件)ので、かなり気味が悪いです。
カキ、ねぇ……。想像したく無いですが当人にとってはサカナの目を食べるような感覚だったのでしょうか。
ありがとうございます。
ただ、私は八つ当たりとは思っていません。
このような内容のブログなので、正直、誹謗中傷はありますし、あって当然だと思っています。
そんな方々にも私は自分なりの言葉を返させて頂いてます。
コメント頂けますと、それが批判であれ嬉しいですね。
そうなんですよね。
詳細がわからなかったと言う事もあり、よくわからない事件です。
ロシアでありましたね。
空腹だから食べたという事件。
以前、掲載したユーリ・モジノフとマキシム・ゴロヴァツキフですね。
コメント頂いたマリリンさんも仰っていましたが、この「カキのようだった」という内容ですが、確かに今後、カキを食べる際に想像する方が出て来ますよね。
私もそうですが。
蠣が得意でない方多いですね。
私も以前あたった事がありまして、あまり好きではないですね。
共食い自体は生物界では不思議な事ではないですが、やはり人間界ではまともじゃないですね。
まず、普通に生きてきて「人間を食べよう」とは思いませんからね。