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アレクサンドル・ルベル (エストニア)
【1980 ~ 】



1980年12月25日、クリスマスのこの日、アレクサンドル・ルベルはエストニアで生まれた。


ルベルは日頃から人を殺して血を見てみたいという願望を抱いていた。

ルベルの住むアパートの隣にはトヌー・ポールド (45歳♂) が住んでいた。

ポールドは障害を抱えている男性であった。


1997年9月19日、ルベルは念願である殺人を遂行し、ポールドをナイフで滅多刺しにして殺害した。


同年11月7日、ルベルの父アンドレイは、自身の妻を口説いている男性アレクセイ・パブロフ (33歳♂) を家に呼びつける。

そして、アンドレイはパブロフに会うなり、ナイフで4回突き刺した。

ルベルは父に協力しようと、刺されて痛みにもがくパブロフを隣の空き部屋に連れて行くと、首を絞めて息の根を止めた。

そして、パブロフの死体を窓の外に捨てた。


アンドレイはパブロフ殺害で逮捕され、禁錮7年の刑に処せられた。

ルベルも殺人に協力しており、最後に仕留めたのもルベルだったが、ルベルが裁かれる事はなかった。


1998年1月22日から24日の間、ルベルはビーチにいたエヴゲニー・シェレスト (50歳♂) を突き刺す。

その後、頭に石を叩きつけ殺害する。


同年2月2日、ルベルはお金を奪う為、ウラジミール・イワノフ (43歳♂) の首に切りかかる。

そして、最後は斧で滅多打ちにして殺害した。

その後、ルベルはイワノフから奪ったお金でタバコを買った。

イワノフ殺害はたまたま側を通ったからであって、ルベルは誰でもよかった。


同年2月9日、ルベルは当時住んでいたアパートの隣人オルガ・ボロンコーワ (53歳♀) の首に切りかかる。

そして、最後は首を絞めて殺害した。


同年2月28日から3月1日の間、ルベルはウラジミール・キンザースキー (53歳♀) を殺害する。


同年5月31日、ルベルは知人の少女アリス・シイバス (15歳♀) を強姦しようと画策する。

しかし、最終的には強姦せず殺害しようと考え、アリスの喉を切り裂いて殺害する。

その後、アリスの死体は地面に埋めた。


同年6月7日、警察はアリス殺害の容疑者としてルベルを拘束する。

ルベルの友人が警察に通報した事でルベル逮捕に至ったのだった。

逮捕されたルベルはアリス以外の殺人を認めた。


1999年、裁判でルベルは殺害時の年齢を考慮され、懲役8年が言い渡された。


2006年6月8日、ルベルは出所する。

出所からすでに10年経っているが、現在、ルベルがどうしているのかはわからない。



∽ 総評 ∽

16歳から17歳の間に7人も殺害したルベル。

ルベルが珍しいのは標的にした相手のほとんどが年配の男性であり、しかも、銃による射殺等ではなく切り刻むというものだった。

強姦をセットにしない男性シリアルキラーは珍しく (最後の犠牲者は強姦しようとしたが) 、その点においてもルベルは殺人のみに快楽を得ている生粋の殺人鬼と呼べるだろう。

ルベルは幼少の頃から「人を殺して血をみたい」と思っていたのだが、これはシリアルキラーに多い傾向だ。

そして、自身に実行出来るだけの力が備わった時、行動するのである。

ただ、ルベルが何故、ここまで早熟の異常さを見せたのかわからない。

詳細がないというのもあるが、ただ、ルベルの父親はいくら自分の妻を口説こうとしたと言ってもいきなり相手を突き刺す異常者なので、ルベルはその血を色濃く受け継いだと言えるだろう。

現在、ルベルは外にいるはずである (刑期が延びたり再犯していなければ) 。

ルベルはまだ30半ばであり、私はルベルが外で普通に生活しているのが恐ろしく感じる。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★★☆☆
・特異性 ★★★★★★★☆☆☆
・殺人数 7人

《犯行期間:1997年9月19日~1998年5月31日》