image

















ニコライ・ボナー (イスラエル)
【1972 ~ 】



ニコライ・ボナーは、1972年 (月日は不明) 、モルドバで生まれた。

両親は非ユダヤ人であり、ボナーはモルドバで成長した。


その後、ボナーはモルドバでユダヤ人女性と結婚する。


2000年、ボナーはイスラエルに移住する。

本来、モルドバのボナーはイスラエルに移住する事が出来なかったが、ボナーの妻がユダヤ人であった為、イスラエルに移住する事が出来たのだった。

ボナーと妻はイスラエル・ハイファの工業地区に住み、ボナーはパイプ工場で働くようになる。


だが、2003年、そのユダヤ人妻が結核の為死亡してしまう (この時、妻はおそらく20代) 。

妻の死にショックを受けたボナーは、勤務先のパイプ工場に休暇の申請を出した。


2005年2月、リタ・ウォールマン (54歳♀) が殺害される。

ウォールマンはロシアからの移民で、全身を叩かれた為、体のあちこちに痣があった。

また、死体は燃やされていた。


同年、アレキサンダー・レヴァント (34歳♂) が殺害される。

レヴァントもウォールマン同様ロシアからの移民でホームレスであった。

また、ウォールマンと同じく全身打撲の痕があり、死体は燃やされていた。


同年、アレキサンダー・カルス (39歳♂) が殺害される。

カルスもロシアからの移民であり、レヴァントと同じくホームレスであった。

カルスも前の2人同様全身を叩かれた為、痣だらけであった。

また、これまで同様死体は燃やされていた。


同年5月、バレリ・ソジュノフ (32歳♂) が殺害される。

ソジュノフもロシアからの移民であり、レヴァント、カルスと同じくホームレスであった。

ソジュノフも全身を叩かれ痣だらけであった。

また、ソジュノフもこれまでの殺人同様死体は燃やされていた。

警察はソジュノフの死体が発見されるまで、これが連続殺人だと思っていなかった。

だが、犯行手口が同じであった為、1人の殺人犯による連続殺人と断定する。

そして、ウォールマンを除く3人が、ボナーの飲み仲間だという情報を掴む。


そして、同年5月29日、ボナーは逮捕された。

事件が公になると、イスラエルではこのような連続殺人事件というのはこれまでほとんどなかった。

その為、ボナーは『イスラエル初の連続殺人犯』と言われ、『Haifa serial killer (ハイファの連続殺人犯) 』または『The Homeless Murderer (家がない殺人者) 』と呼び、イスラエル全土が騒然となった。


2007年5月6日、裁判でボナーには4つの終身刑が言い渡された。



∽ 総評 ∽

『Haifa serial killer』または『The Homeless Murderer』 と呼ばれ、ロシアからの移民のホームレスを殺害したボナー。

ボナーは『イスラエル初の連続殺人犯』と言われているが、わずか10年ほど前に初というのはさすがに大袈裟であろう。

確かに今までイスラエルの他のシリアルキラーを掲載した記憶がないが、多分、知られていないだけで、他にいると思われる。

ボナーは妻の死で精神的に追い詰められ凶行に走ったが、それだけの理由で殺人を始めるというのはいくらなんでも身勝手過ぎる。

死体は全て燃やされていたが、証拠隠滅の為なのかただの気まぐれなのかわからない。

また、ボナーはホームレスというのはわかるが、殺害した相手全員がロシアからの移民であった。

どうやって知ったのかわからかいが (そういう地区なのかもしれない) 、ロシアに恨みがあったのか、たまたま偶然なのかそれもわからないが、何か意図的なものを感じてしまう。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★★★★☆☆☆☆
・殺人数 4人

《犯行期間:2005年2月~同年5月》