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フロイド・タプソン (アメリカ)
【1961 ~ 】



アメリカ・ミネソタ州で女性とドライブしていた男性が、至近距離からその女性を2度撃ち、その後、その女性を道に捨てて逃走した。

女性は撃たれたが死んでおらず、怪我を負っている中、有刺鉄線のフェンスを乗り越え、近くの民家に助けを求めた。

この女性の供述により、犯人が逮捕される。

名をフロイド・タプソンといい、ミネソタ在住の男性であった。

しかし、逮捕されたタプソンに対し、連邦タスクフォース (軍隊で任務の為に編成された部隊のこと) は独自の捜査により、タプソンには他に余罪があると断定した。

実はアメリカ・ミネソタ州とノースダコタ州で1987年から9年間で、3人の女性が行方不明となった事件が未解決であった。

この3件の事件がタプソンによるものだと連邦タスクフォースは考えていた。

その3件とは1987年に行方不明となったカーラ・ベス・アンダーソン (23歳♀) 、1994年に行方不明となったレナエ・リン・ネルソン (22歳♀) 、1996年に行方不明クリスティ・ニコル (19歳♀) であった。

この行方不明となっている3人の女性は全員精神遅滞者であり、3人共に死体が発見されていなかった。

また、他にもタプソンがメリーランド州ボルチモアで働いていた1980年代に、姿を消した女性の件についてもタプソンによる犯行だと考えられた。

逮捕されたタプソンだったが、これら殺人事件に対して無罪を主張し、一旦、保釈される。


しかし、1998年10月、裁判でタプソンが自身の働いていた施設に精神遅滞の女性を言葉巧みに誘い込み、その後、地階で女性に手錠を掛けて数時間監禁し、繰り返し強姦していたと、検察官は述べた。

判事は
「障害を持つ女性に対して冷血な殺人者であり、重大で危険な人物」
とタプソンを称した。


1999年、タプソンには終身刑が言い渡された。


2003年11月、モンタナ州でタプソンは誘拐と殺人未遂で懲役75年が追加された。



∽ 総評 ∽

精神遅滞者ばかりを狙い、強姦して殺害したとされるタプソン。

先日、相模原市で障害施設の元従業員が施設に侵入し、19人殺害した事件が起きたが、犯人の男性は重度の障害者を不要で迷惑をかける存在だとして安楽死を求めていた。

このタプソンの精神遅滞者への殺人も同様の理由があったのかもしれない。

だが、死体が見つかっていない為、本当にタプソンによる犯行かは本人が否定している事もあり、正直疑惑が残る。

ただ、調査する方も何らかの確信があってタプソンを犯人だと断定したのだろうし、そもそも女性を撃って道に捨てる異常者なので、タプソンが無罪というのはあり得ないだろう。

唯一の心配は、3人の精神遅滞者殺人犯が本当は別にいて、その犯人が捕まっていないのなら、タプソン逮捕により今後捕まらなくなってしまうので、それだけは心残りである。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★★☆☆☆☆☆☆
・殺人数 3人以上?

《犯行期間:1987年、1994年、1996年》