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ブーレラニ・マバーイ (南アフリカ)
【1974 ~ 】



ブーレラニ・マバーイは1974年、南アフリカ共和国で生まれた。


マバーイが12歳の時に父親が、13歳の時に母親がそれぞれ死亡する。


マバーイはトーレニ村で2007年5月から殺人を始める。

マバーイが標的にしたのは子供や女性のような弱者で、その犯行は2012年8月11日までの約5年間に及んだ。

マバーイは女性を10人殺害したが、その内、何人かはマバーイに強姦された。

殺害された子供は9人で、マバーイは斧やパンガ (重量感のある大型のナイフ) で切りつけて殺害した。

マバーイに殺害された最も高齢な女性は79歳であった。


2010年5月17日、マバーイと地元の16人の男性に対し、指紋とDNA採取を行った。

しかし、マバーイの指紋に関しては採取する事が出来なかった。


2012年8月12日、殺害現場に残った靴跡から、マバーイの犯行に結び付き、マバーイは逮捕された。


裁判で裁判官は
「マバーイさん、あなたは社会が必要とする人ではありません。2007年から2012年にあなたが殺人を行っている間、トーレニの住民は恐れを抱いて生活していました。長い間あなたが捕まらなかった理由は私にはわかりません」
とマバーイに語った。

マバーイは裁判官の話を静かに聞き、傍聴席に座っていた犠牲者の遺族たちと目を合わせようとしなかった。

また、裁判官は
「あなたは気づかれず忍び寄る為、標的に弱者を選んだ。狙われた相手は誰1人助からなかった」
と話し、マバーイの犯行を非難した。

更に犠牲者の傷の様子が裁判で公開されると、裁判官は
「これらの傷は酷い力によってつけられたものです。あなたは相手の家で2人以上殺しました。私はあなたが犠牲者を殺す間、犠牲者の心情を想像する事も出来ません」
と言葉を詰まらせた。


マバーイは20件の殺人と他5件の余罪計25件で有罪となり、2013年9月3日、懲役625年の終身刑が言い渡された。

マバーイへの判決が言い渡された後、裁判官は
「今日、正義が下されました。我々はトーレニの人々が静かに生活出来る事を望みます。この判決が他の犯罪の抑止力になる事を望んでいます」
と語った。

判決を聞いた被害者の1人の女性は判決に対して大いに喜んだ。

この女性は自身もマバーイに切りつけられただけでなく、母親と13歳の妹をマバーイに殺されていた。

12歳の弟もマバーイに攻撃され、一命は取り留めたものの、脳を激しく損傷し、障害が残るほどの重傷を負っていた。



∽ 総評 ∽

『The Monster of Tholeni (トーレニの怪物) 』と呼ばれ、子供や女性ばかり20人殺害したマバーイ。

マバーイが何故これほどの異常者となったのかよくわからない。

マバーイの幼少の様子がよくわからない為、両親の立て続けの死が影響しているかもしれない。

南アフリカは以前にも何人か紹介している通り、このマバーイのような猟奇殺人者を多く輩出している。

しかも、被害者数が飛躍的に多くなる傾向にあり、警察の捜査の杜撰さが伺える。


 
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★☆☆☆
・特異性 ★★★★★☆☆☆☆☆
・殺人数 20人

《犯行期間:2007年5月~2012年8月11日》