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タマラ・サムソノバ (ロシア)
【1947 ~ 】



2015年7月28日、ロシア・サンクトペテルブルクで1人の女性が逮捕される。

女性の名はタマラ・サムソノバといい、サムソノバは年金受給者 (サムソノバ自身も年金受給者) を少なくとも11人は殺害したと見られていた。

事件が発覚した経緯は、サンクトペテルブルク近郊の池で頭部のない死体が発見された事だった。

すると、防犯カメラの映像に、真夜中大きなポリ袋を持ち出すサムソノバの姿が映っていた事が判明する。

サムソノバは同居していた79歳の女性と公論となり、鋸で殺害し解体して遺棄したのだった。

サムソノバは元軍人であり、事件当時は退役していた。

サムソノバは人当たりが良く親切で、福祉関係者の助言により、自身の家に年寄りを住まわし面倒を見ていた。

たが、サムソノバの長年の友人は
「本当に奇妙な女性で、狡猾で疑り深かった。行方不明になった友人の事で彼女と会った時、警察に連絡しようとした私に連絡するなと必死に懇願された。後に、警察に『無事だったあなたは非常に幸運だ』と言われた」
と語った。

法廷では傍聴人からの復讐を考慮してサムソノバの席は檻で囲われた。

その檻に囲われた席からサムソノバは報道陣に向かって投げキッスをしたり、裁判官から身柄勾留の決定を言い渡されると、はしゃいで喜んだ。

また、サムソノバは報道陣に向かって

「私に殺人を強いた上の階の狂人に取り憑かれている」

と述べた。

サムソノバの殺害動機だが、サムソノバは

「年を取り住む所もなかったので、早く全てを終わらせる為に犯行を行った。刑務所に入れば生活の保障もしてくれるし、葬式もやってくれる為安心だ」

と語った。

更に、警察はサムソノバがつけていた日記を見つけ、それには事件の詳細が細かく記されていたと明かした。

それには人肉食やオカルト信仰についても記されていた。

事件が公になると、ロシア全土を震撼させ、サムソノバは『切り裂き老婆』と呼ばれた。

警察は更に余罪があるとみて、捜査を続けている。


最後に尋問に対して答えたサムソノバの発言で終わりたいと思います。

「人肉を食べないと魂を奪われる」



∽ 総評 ∽

『切り裂き老婆』と呼ばれ、最低11人は殺害し、その一部を食べたとされるサムソノバ。

カニバリズムというのはシリアルキラーが得意とし、さほど珍しいという事もないが、大概が男性であり、女性のカニバリズムというのは珍しい。

しかも、サムソノバは70近い老婆であり、このような高齢な人物がカニバリズムを行うというのは非常に珍しく、アルバート・フィッシュを含め、ごく一部しかいない (それほどカニバリズムというのは体力を必要とするのかもしれない) 。

サムソノバは犯行に対して悪びれる素振りもなく、また、殺害理由が自身の将来の不安の為という良心の呵責が微塵もなく、サムソノバは典型的なサイコパスといえよう。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★★☆☆
・残虐度 ★★★★★★★☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★★★☆
・特異性 ★★★★★★★★★☆
・殺人数 最低11人

《犯行期間:?~2015年7月》