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ラティクワ・メイズ (アメリカ)
【1994 ~ 】



2014年9月、アメリカ・メリーランド州ボルチモアで、事件が起こる。

ラティクワ・メイズが街の中で悲鳴を上げる

「この男はレイプ犯よ!私を襲った男!誰か取り押さえて!」

そう叫びばれた相手はドナルド・ロビンソンという男性であった。

そのメイズの叫びにメイズの父親ウィリー、近くでバスケットボールで遊んでいた10代の少年グループ、通りすがりの人達等多くの人間がロビンソンを取り囲んだ。

そして、ロビンソンを取り囲んだ人間たちは、ロビンソンに殴る蹴るの暴行を加えた。

メイズ自身もロビンソンの顔に唐辛子スプレーを吹きかけた。

その後、瀕死の重傷を負ったロビンソンは病院に搬送されるも、間もなく死亡した。

だが、メイズの発言は狂言である事が判明し、警察はメイズを緊急逮捕した。


裁判で実はロビンソンはある事件の容疑者として仮釈放中である事がわかり、メイズの暮らす下宿に数ヶ月前に押し入って友人に暴行を加えた事がわかった。

その為、メイズの弁護側は街でロビンソンに会ったメイズが恐怖心から気が動転し、思わずレイプ犯だと叫んでしまったと弁護した。

しかし、いくら気が動転したと言えど、「レイプ」という言葉により周囲を過剰に反応させた罪は重いとされ、メイズは第二級謀殺により有罪判決となり、同年11月に懲役6年が言い渡された。

余談だが父親ウィリーには懲役2年が言い渡されている。



∽ 総評 ∽

レイプ犯だと叫び、それに呼応した周囲の人間に暴行させ、殺害させたメイズ。

確かに、ロビンソンがメイズの下宿先に侵入し、その姿をメイズが確認しており、恐ろしさを感じたのかもしれない。

ただ、メイズは実際レイプされたわけでもないのに、レイプ犯だと叫ぶのはさすがに弁護出来ない。

また、いくらレイプ犯と叫んだと言えど、ロビンソンがその場でメイズを強姦しようとしていたわけでもなく、無抵抗な男性によってたかって殴る蹴るの暴行はさすがにやり過ぎだ。

日本でも非常に似たような事件が今から12年前に起こっている。

2004年2月17日、三重県四日市市のスーパー『ジャスコ 四日市市尾平店』のATMコーナーで、68歳の男性が子連れの若い女性に泥棒扱いされた。

女性の叫びで周囲の人間や警備員に男性が押さえられ、その後、警察に拘束されたが、直後に男性は体調を悪化させ、死亡してしまった。

女性は現場からいなくなっており、その後、監視カメラの映像から女性が嘘をついていた事がわかり、警察は虚偽告訴罪で女性の捜索を始めるが、結局、女性は見つかる事なく、2011年2月17日に時効が成立している。

犯人が捕まっていない分、この日本のケースの方がたちが悪いかもしれない。

この女性は今でものうのうと生活しているだろう。

すでに事件は時効なので、この女性がこの事件で裁かれる事はない。

良心の呵責が微塵もないこんなろくでもない母親に育てられた子供が不憫でならない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★☆☆☆☆☆☆
・特異性 ★★★★★★☆☆☆☆
・殺人数 1人

《犯行期間:2014年9月》