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ウェリントン・オリヴェイラ (ブラジル)
【1987 ~ 2011】



ウェリントン・メネゼス・ヂ・オリヴェイラは、1987年7月13日、ブラジル・リオデジャネイロで生まれた。


2011年4月7日、オリヴェイラは銃2丁を所持し、リオデジャネイロのヘアレンゴ地区にあるタッソ・ダ・シルヴェイラ中学校へ向かった。

オリヴェイラはきちっとした服装に身をまとい、銃と銃弾を入れたバックパックを肩に掛け現れた。

学校の警備員にオリヴェイラは、生徒たちの前で講演する為、呼ばれたと説明する。

そして、3階のとある1つの教室に侵入したオリヴェイラは、バックパックから銃を取り出すと、生徒たちに目を閉じさせ、両手を上げる事を指示した。

そして、生徒に向かって銃を乱射した。

すぐに警察が駆け付け、オリヴェイラに向かって発砲、オリヴェイラは足を撃たれ負傷する。

観念したオリヴェイラは自らの頭を撃って自殺した。

結局、この銃撃による被害者は11人となり、20人余りが負傷する大惨事となった。

殺害された11人の犠牲者は12歳から14歳で、その内女子生徒が10人、男子生徒が1人であった。

また、犠牲者のほとんどが頭と胸を撃たれていた。

ブラジルにおける学校での銃乱射事件というのは非常に珍しく、しかも、この11人という殺害数はブラジルの銃乱射事件史上最悪の結果となった。

オリヴェイラの動機だが、オリヴェイラは遺書を残しており、事件を起こした時には精神的に不安定であり、自殺を目的とした犯行だという事が判明する。

オリヴェイラが犯行を起こした同中学校の卒業生である事もわかった。

また、オリヴェイラは養父母と生活していたのだが、事件から8ヶ月前から家を出ていた。


事件後、同中学校は2つの門により厳重に守られており、IDチェックなしに容易に校内に侵入させた警備体制に非難が集まった。


最後にオリヴェイラが残した遺書の内容を掲載したいと思います。

「不純な者は手袋なしに俺に触れられないと言っておく。純潔を守る者か結婚後に純潔を失った者、不貞を働かない者だけが素手で俺に触れられる」



∽ 総評 ∽

母校に赴き銃を乱射したオリヴェイラ。

アメリカで銃乱射事件は日常茶飯事であり珍しくもなんともないが、ブラジルでは意外に珍しい。

南米は治安の悪さはかなりのもので、以前に掲載した南米出身のシリアルキラーは、その殺害数がかなりの数になる事が多い。

その中で11人という人数で史上最多というのはちょっと意外な気がする。

オリヴェイラは遺書に純潔を主張したが、このオリヴェイラのように女性に対する処女性を求める異常者は多い。

それは男目線の身勝手極まりない考え方であり、そんな理由でこのような事件を起こされてはたまったものではない。

しかも、狙った相手のほとんどが多分純潔であろう少女達というのが、オリヴェイラの思想に歪みがある。

もしくはこれからそんな純潔な少女達が汚れない為に先に殺害したという事なのかもしれない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★☆☆☆☆
・残虐度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★★★☆☆☆☆☆
・殺人数 11人
(他負傷者20人以上)
《犯行期間:2011年4月7日》