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ヤハデヴィ・ヤーダヴ (ネパール)
【1986 ~ 】



2012年5月19日、ネパールで衝撃的な事件が発生する。

サマンパーに住むヤハデヴィ・ヤーダヴという女性が、3歳の甥ティーシュ・クマール・ヤーダブ を惨殺し、遺棄したのだ。

ヤハデヴィはティーシュを打ち首にすると、その死体を供養し、ティーシュの頭をバグマティ川に捨て、胴体は部屋の床に埋めた。

ティーシュは殺害される1ヶ月前から、母方の叔父の家に滞在していた。

ヤハデヴィはティーシュ殺害後、警察にティーシュの行方がわからなくなったと通報する。


しかし、警察は当初からヤハデヴィを疑い、ヤハデヴィを尋問した所、ティーシュ殺害を認め、同年5月22日、ヤハデヴィを逮捕した。

ヤハデヴィは過去1ヶ月間、魔術を導師クハビラル・ヤーダブ (ヤハデヴィとは家族) から学んでいたと供述した。

そして、クハビラルがヤハデヴィの魔法技術を完璧にする為には生け贄が必要だと語り、そこでヤハデヴィは甥ティーシュを生け贄に選んだのだった。

また、ヤハデヴィには長男がいたのだが、クハビラルはその長男も生け贄として捧げるよう要求していた事がわかった (幸い生け贄にはならなかった) 。

警察はヤハデヴィの家族も同罪だと見なし、クハビラルと家族の行方を追うが、すでに逃走した後だった。

このヤハデヴィの事件が公になると、地元の住民はショックを受け、特にネパールにおける女性の権利を主張する活動家達の衝撃はより一層強かった。

地元住民はヤハデヴィについて、普通で精神病や異常な振る舞いはなかったと述べた。

ヤハデヴィは刑務所に入り、判決を待っている。

余談だがこの地域では多くの女性が魔術を行ったとして拷問され、殺害される事件が多発している。



∽ 総評 ∽

自身の魔術向上の生け贄の為に甥を殺害したヤハデヴィ。

このヤハデヴィの行為は悪魔主義による生け贄とさほどかわらないが、命令されてやっている事から、どちらかというとカルト宗教の行いに近い。

こういった事件の場合は、大抵命令する側は金銭の授受を目的とする為に殺害を支持したりするものだが、命令する側も家族であり、少し特殊と言える。

ネパールの事情をよく知らない為、軽はずみな事は言えないが、発展途上の国なので、法整備が国の隅々まで行き届いてないと思われ、閑散とした地域では古臭い習慣等があって当然かもしれない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★★☆☆
・残虐度 ★★★★★★★☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★★☆☆
・特異性 ★★★★★★★☆☆☆
・殺人数 1人

《犯行期間:2012年5月19日》