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ニコラス・クロー (フランス)
※クロー自身はカメルーン出身
【1972~ 】



1972年3月22日、カメルーンでクローは生まれた。


その後、フランス・パリに移住したクローは、17歳の時から葬儀屋で働いていた。


クローは悪魔主義者で、黒魔術の儀式を自身のアパートで行う為に、悪魔の祭壇を作った。

悪魔や黒魔術に関連したタトゥーを体全身に入れ、しかもクローはゲイであった。


仕事柄、墓地を徘徊しても怪しまれる事がなかった為、火葬された遺体を墓地から掘り起こしては (フランスでは現在4割くらいで火葬が行われている) 、骨壷を盗み家に持ち帰っていた。

盗む理由は黒魔術の儀式に使用する為であった。


また、クローは病院にも侵入し、輸血用血液バッグを盗み、冷蔵庫に備蓄した。

それをクローは家で飲むのであった。


更にクローは病院の遺体安置所に行くと、白骨化した死体から人骨を盗んだ。

普通の死体からは肉を削ぎ取り、自宅に持ち帰った。


クローは持ち帰った人肉を料理し、血液に人骨を砕いて灰にしてドリンクに混ぜ、それらを美味しそうに食した。


だが、次第に死体では満足いかなくなってきたクローは、ゲイをナンパし、殺害して食べるようになる。


それからパリでは肉を削ぎ取られ、血を抜かれたゲイの死体が次々と発見された。

マスコミはこの連続殺人の犯人を
「ヴァンパイア・オブ・パリ (パリの吸血鬼) 」
と名付け、大々的に放送。

警察も本格的に捜査に乗り出した。


1994年11月15日、シェリー・ビシオニール (34歳) 殺害容疑でついにクローは逮捕される。

クローの自宅からは大量の人骨、遺灰、血液バッグ、ハードコアなSMビデオ等が押収された。


警察に取り調べられたクローは、抵抗することなく素直に応じ、殺人も認めた。

人肉を食べている事も顔色一つ変えず当たり前のように楽しそうに話した。


だが、明らかに何人もの殺人を犯し、証拠が揃っているにも関わらず、結局、立件できたのは1件の殺人のみであった。


また、クローは精神鑑定で異常と判定され、1997年5月、クローには懲役12年が言い渡された。


2002年、クローは仮釈放となり、自由の身となった。


その後、クローは有名なシリアルキラー達の肖像画を描く「ニコ・クロー」という名のアーティストとなり、現在も活動している。

そんなクローが描く作品は人気が高く、ロックミュージシャン、ゴス・ピープル、悪魔主義者等ファンが多い。



∽ 総評 ∽

悪魔主義に傾倒し、人肉を欲したクロー。

悪魔主義者は悪魔を呼ぶ儀式を行い、しかも人肉を好む者が多い。

クローも例に漏れず、悪魔主義者らしい行動をとっているが、何故クローがそうなったのかはよくわからない。


また、クローは刑務所から出てきた後、画家となり歴代のシリアルキラーの肖像画を描いているが、獄中で絵を描くシリアルキラーは多い。

「キラー・クラウン」と呼ばれたジョン・ゲイシーも獄中で絵を描き、その絵は人気を博し、かのジョニー・デップも所持しているほどだ。

ただ、クローのように肖像画を描く人物はあまりいない。

そういった点ではクローは珍しいと言える。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★★☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
・殺人数 1人以上
(正式な人数は不明)
《犯行期間:1994年10月4日》