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スコット・ピーターソン (アメリカ)
【1972~ 】



1972年10月24日、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴでスコットは生まれた。

スコットの親はサンディエゴの実業家で、家は裕福であった。


そんな裕福な家で育ったスコットは、ハンサムとして有名であった。


カリフォルニア工芸大学在学中に、レイシーと知り合い恋人となった。

レイシーは高校時代、チアリーダーを努め、明るく誰からも好かれる性格であった。


1997年、スコットはレイシーと結婚する。


2002年12月24日、クリスマスイブ。

この日、早朝から釣りに出かけていたスコットは、夕方、自宅に戻ると妊娠8ヶ月であった妻のレイシー (当時27歳) が家にいなかった。

スコットは自宅付近を捜索するも、レイシーを見つけられず、妻の家族に連絡し、警察に通報する。

自宅付近を探すものの見つからず妻の家族と警察に連絡。


有名な実業家の息子の、誰もが羨む夫婦の妻の失踪に、全米が注目した。

スコットは警察や地元のボランティアと協力し報奨金を出すなどして、事件解明に全力を注いだ。


だが、警察は事件発生当初からスコットを疑っており、スコットを事情聴取する。

しかし、レイシーの家族がスコットを弁護した為、スコットへの疑惑の目は無くなったかに見えた。


すると、アンバー・フレイという女性が、スコットとの関係を公の場で暴露する。

アンバーはスコットが結婚している事を知らなかったらしい。

このアンバーの会見により、スコットへの疑惑の目が再浮上し、スコットを擁護していたレイシー家族の信頼を完全に失ってしまう。


そんな中、必死の捜索も虚しく2003年4月13日、サンフランシスコ湾東岸でレイシーと胎児の死体が見つかる。


2日後、状況証拠から警察はスコットを逮捕する。

日本とは違い、アメリカは状況証拠程度では滅多に逮捕することはないが、スコットは逮捕時に頭を金髪にし、大金を所持してメキシコに逃走するつもりだった。

その為、緊急逮捕に至ったのである。


警察はスコットをレイシーと胎児殺害で起訴する。


2004年11月、スコットはレイシー殺害で第一級殺人、胎児殺害で第二級殺人で有罪判決を受け、スコットに死刑が言い渡された。


サン・クエンティン州刑務所に収監されたスコットは、終始一貫、無実を訴え続け、カリフォルニア最高裁に上訴している最中である。



∽ 総評 ∽

2014年10月3日、公開の映画『ゴーン・ガール』は、このスコットの事件が題材となっている。

スコットは無実を訴えている為、その真相はわからない。

確かに状況証拠しかなく、決定的な証拠がない為、スコットが必ずしも犯人とは言えないだろう。

だが、愛人の存在、それほど悲嘆に暮れていないスコットの姿、諸々の事情を考慮すると、スコットは限りなく黒に近い。

ただ、もしスコットが犯人だとすると、まだ生まれていない8ヶ月の自分の胎児を、わざわざレイシーのお腹を切り裂いて出した事になり、その行為は残虐度極まりない。


もしスコットが殺したとするならば、もちろん動機があるはずだ。

しかし、動機らしい動機といえば、愛人であるアンバーと一緒になる為くらいだが、何か釈然としない。

現在、スコットは健在なので、いずれ本当の理由が本人から語られるのかもしれない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★☆☆☆
・特異性 ★★★★☆☆☆☆☆☆
・殺人数 2人
(胎児を含む)
《犯行期間:2002年12月24日》