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チャールズ・オルブライト (アメリカ)
【1933~ 】



1933年8月10日、アメリカ・テキサス州アマリロでオルブライトは生まれた。


1990年12月13日、テキサス州ダラス郊外の道端で、白人女性の遺体が発見される。

女性は後頭部を44口径の銃で撃たれており、発見者は幼い子供達であった。

子供達は初め、それが死体とはわからず、マネキン人形かと思ったという。


その後、遺体がメアリー・プラット (33歳) という名の売春婦と判明する。

殺害されたのが売春婦だった為、警察も当初はそれほど真剣に捜査をしなかった。


しかし、検死を行った結果、メアリーの両目が抉られていることが判明する。

しかも、その抉られ方が特徴的で、瞼が一切傷ついておらず、まるで外科医が手術を施したかのような有り様であった。


1991年2月10日、再びダラス郊外で白人女性の遺体が発見される。

女性の名はスーザン・パターソン (27歳) といい、スーザンも売春婦であった。

スーザンは後頭部、頭頂部、左胸とそれぞれ一発ずつ撃たれており、やはり、目を綺麗に抉り取られていた。

実はスーザンは先日、殺害されたメアリーの友人でもあった。


同年3月18日、今度はアフリカ系の黒人女性の遺体が発見される。

女性はシャーリー・ウィリアムス (41歳) といい、彼女も売春婦であった。


シャーリーの目も抉られていたが、前回までと違うのは顔が傷だらけであった。


警察は何人かの売春婦から
「殺されそうになった」
という証言を聞き出し、その人物は
「白髪混じりの白人男性」
という情報を得る。

そして、警察はその売春婦たちにオルブライトの写真を見せると、全員が間違いないと証言した。


1991年3月22日、オルブライトの自宅を家宅捜査すると、44口径の銃に、目を抉り出す為のナイフ等、数々の証拠を押収した。

また、部屋には目を外された人形がいくつも放置されていた。


逮捕されたオルブライトは3件の殺人で有罪となり、終身刑が言い渡され、現在も服役中である。



∽ 総評 ∽

オルブライトは目に異様に固執したが、その理由はよくわからない。

こだわりを見せるシリアルキラーは多く、通常、白人女性ばかり狙うシリアルキラーは黒人女性を殺害することはほとんどない。

しかし、捜査の撹乱の為や、ただ単に殺人を楽しみ、性別や人種に関係なく殺害するシリアルキラーは少なからず存在する。

ただ、オルブライトは白人女性も黒人女性も殺害し、目を抉り取るという事は共通していたが、綺麗に取ったり荒々しかったりと、こだわりが全てにおいて中途半端だった。


また、オルブライトは50過ぎてから殺人を始めたが、これほどの年齢になってから殺人に目覚めるのは非常に珍しい。

語弊があるかもしれないが、殺人というのはスポーツと一緒で、体力を非常に必要とする。

その為、20代によく殺人を行い、年齢と共に次第に数が減っていく。

かの有名なアルバート・フィッシュは、高齢で何百人も殺害したが、相手は全て非力な子供であった。


オルブライトの幼少や青年時の様子はよくわからないが、そこに高齢からの殺人の理由に何らかの要因があると思われる。



【総評】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★☆☆☆
・特異性 ★★★★★★★☆☆☆
・殺人数 3人

《犯行期間:1990年12月13日~1991年3月18日》