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ウォレン・ジェフス (アメリカ)
【1955~ 】



アメリカ・テキサス州サンアンジェロで、ジェフスは『末日聖徒イエス・キリスト教会原理派 (通称「FLDS」) 』という宗教の教祖をしていた。

この宗教はモルモン教の分派で、一夫多妻制を掲げる異常教団であった。


ジェフスは信者に

「一夫多妻制が天国への唯一の道だ」

と謳い、更に

「自分は神に選ばれた預言者だ」

と主張した。

そんなジェフスの教団は、信者の数が実に1万人にも上る大規模なものになっていた。


2008年、教団に強制捜査が入り、子供達約400人が保護された。

子供たちはDNA検査等により調べられた後、親元に帰された。

捜査に入った警察により、ジェフスは未成年への性的虐待容疑で逮捕される。


2011年8月9日、アメリカ・テキサス州サンアンジェロの州地裁で、少女2人に対する性的暴行の罪で有罪となり、ジェフスには禁固119年 (事実上の終身刑) が言い渡された。

判決は女性10人、男性2人からなる12人の陪審員により、わずか一時間足らずの評議で決まった。

ちなみに量刑は1件で禁固99年、もう1件で20年の合計119年という計算になり、両件とも最高の刑期であった。


判決後、裁判所前では警察車両に乗り込むジェフスに対し、
「まだ預言者だと思っているのか!」
などと、集まった聴衆によりやじや怒号が飛んだ。



∽ 総評 ∽

ジェフスは典型的なカルト教団の教祖で、本能のまま自らの欲望を満たした。

今のところ強姦だけで殺人を行っていた様子はないが、1万人以上の信者を抱えていた教団だけに、あってもおかしくない。


ジェフスが宗教を立ち上げる経緯まではよくわからないが、歴代のカルト教団教祖である、ジム・ジョーンズやジェフリー・ラングレンなどと同じであろう。

大抵が幼少時に何らかの宗教に触れ、それが次第に独自の歪んだ思想に変換され、自らを偉大な人間だと勘違いするのだ。


もちろん、しっかりとした考えでちゃんとした宗教も沢山ある。

しかし、こういう人物がいるから、宗教自体が余り良い印象を持たれないのである。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★☆☆☆
・特異性 ★★★★★☆☆☆☆☆
・殺人数 0人
(他強姦多数)
《犯行期間:?~2008年》