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ハーブ・バウマイスター (アメリカ)
【1947~1996】



本名ハーバート・リチャード・バウマイスター、通称ハーブ・バウマイスターは、1947年4月7日、アメリカ・インディアナ州インディアナポリスで生まれた。


バウマイスターは地元で小さなドラッグストアを開店させ、一生懸命働いた為、店は繁盛した。

結果、店舗拡大に成功し、チェーン店化するほどであった。


バウマイスターはインディアナポリスで成功したディスカウントストアのオーナーとして資産を増やし、地元の成功者として人望を集めていた。


バウマイスターは若い時に結婚しており、妻ジュリーと3人の子供にも恵まれていた。

地元でも良い父親だと評判が高かった。


そんなバウマイスターはインディアナポリス郊外に、100万ドル相当の広大な土地を所有し、湖の側に別荘やマンションも所有していた。


毎年、夏になると妻と子供たちは長期間、この別荘に住むのが通例であった。

だが、バウマイスターは仕事が忙しい事を理由に妻たちに同行しなかった。


その頃、インディアナポリスでは連続殺人事件が相次いでいた。

すでに12人に及ぶ死体が発見されていた。

また、インディアナ州とオハイオ州の境界付近でも次々と死体が発見されていた。

どちらの死体も犠牲者は若いゲイの男性であった。


1993年6月、再び若いゲイ男性の死体が発見される。

警察は1年に渡ってインディアナポリスのゲイのコミュニティを調べており、捜査をすると、被害者男性が最後にゲイバーで目撃されていた。

そして、そのバーで「ブライアン」と名乗る白人男性と一緒だったことを聞き出す。


更に1年後、ついに警察は「ブライアン」がバウマイスターである事を突き止めた。

しかし、バウマイスターは地元では誰もが知る名士で、しかも警察は連続殺人がバウマイスターだという決定的な証拠があるわけではなかった。

そんなバウマイスターに対して捜査令状を取る事はもちろん困難であった。


警察は私立探偵と協力し、妻のジュリーに接触する。

バウマイスターの所有する広大な土地を捜査させてもらうよう頼み込んだ。

妻のジュリーは、夫が連続殺人鬼なわけないと、捜査協力に応じなかった。


しかし、5ヶ月後、バウマイスターの別荘近くで13歳のバウマイスターの子供が人骨を発見した事で、ジュリーはついに捜査協力に応じる。

この捜索で実に100人以上の人骨が発見された。

この時、すでにバウマイスターは逃走していた。


1996年7月3日、カナダ・オンタリオ州立公園で頭を撃って自殺したバウマイスターの死体が発見された。

享年49歳であった。



∽ 総評 ∽

妻や子供が留守で居ない事をいいことに、殺人を繰り返したバウマイスター。

殺人相手が全員ゲイの男性であることから、バウマイスターはバイセクシャルであった。


バウマイスターのように表面上の地位や名声を隠れ蓑にし、裏で殺人を繰り返す人物は意外に多い。

地位や名声を利用して殺人を犯しているのか、たまたま地位や名声があったのかはわからないが、その為、発見が遅れたり簡単には逮捕できなかったりするのである。


本人がすぐに自殺してしまったので、バウマイスターが殺害した正式な人数はわからない。

100人以上の人骨が見つかっているが、全てがバウマイスターの仕業であるとは言い切れない。

ただ、犯行期間が長いので、可能性は十分にある。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★★★☆☆☆☆☆
・殺人数 16人
(100人以上の可能性有り)
《犯行期間:1980年~1996年》