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ジェイソン・マッシー (アメリカ)

【1973~2001】
 
 

ジェイソン・エリック・マッシーは、1973年1月7日、アメリカ・テキサス州ダラス郊外のエニスで生まれた。


マッシーは子供の頃から

「人を殺したい」

という強い願望を抱いていた。

それは、毎日、日記をつけるほどで、その日記には

「生きている間に700人殺すのが目標」

「妊婦をレイプしてその後で殺す。腹を切り裂いて赤ん坊を中から取り出す」

というような異常な願望が脈々と綴られていた。


マッシーは痩せ型のブロンドヘアーで、幼い顔立ちだった為、仲間からは「ベビー・フェイス」と呼ばれていた。


マッシーは賢くなかった為、学校の成績は悪く、すぐ問題を起こすトラブルメーカーであった。


そんなマッシーはなんとか高校を卒業する。

母親と一軒家に2人で暮らしていたのだが、悪い仲間とつるみ、定職にも就かず、金が無くなるとその場の金を稼ぐという生活をしていた。


そんな時、マッシーはクリスティーン・ベンジャミン (13歳) という中学生と出会う。

クリスティーンは13歳だが、成長が早く、19歳くらいに見える容姿をしていた。


マッシーは

「この娘とやることやって、その後に殺したい」

と思い、それを周囲の仲間たちにも打ち明けていた。

仲間たちはそれをジョークだとしか思わなかった。


1993年7月27日、クリスティーンは高校1年の義兄ジェイムズ・キング (14歳) と2人で外出に出掛けた。

そこに待ってましたとばかりにマッシーが襲い掛かる。


マッシーはまず邪魔なキングの頭に銃を2発発砲し、即死させる。

続いて怯えるクリスティーンを全裸にし、念願の強姦を果たす。

行為中に全身をナイフで切り裂き、何度も強姦した挙げ句、殺害に至った。

そして、マッシーはクリスティーンの頭と両腕を切断し、持ち帰った。


2人の死体は死後、2、3日経ってから発見され、クリスティーンは頭がない為、当初は身元が判別できなかったが、捻挫した踵のレントゲン写真から身元が判明する。


死体発見から2日後、マイク・フランクス (21歳) という男性が自動車窃盗で逮捕されたのだが、マイクがたまたまマッシーの仲間で、司法取引による減刑を望み、マッシーが

「クリスティーンを犯して殺したい」

と言っていたと証言する。


警察はマッシーの家を捜索すると、家の中や車からクリスティーンの血痕が検出され、凶器も押収された。

また、ハンターがたまたまマッシーが証拠隠滅の為に捨てた日記を拾い、これも有力な証拠となった。


マッシーは罪を認めたが、クリスティーンの頭と両腕はついに発見されず、マッシー自身も沈黙を貫き、結局、発見されることはなかった。


1994年、裁判でマッシーには死刑が言い渡された。


2001年4月3日、テキサス刑務所で薬殺による死刑が執行された。


享年28歳であった。



∽ 総評 ∽

いくら大人っぽいといえど、わずか13歳の少女を強姦して殺害したマッシー。

子供頃から殺人に憧れ、日記をつけるほどであったが、それ自体はさほど珍しいことではない。

ただ、クリスティーンだけ狙うのであれば、わざわざ2人でいる所を襲う必要はなく、マッシーは強姦殺人もそうだが、純粋に殺人をしたいと考えていたのであろう。


また、マッシーは知能が低かったが、こういう人物がシリアルキラーとなる場合、無秩序型になり易く、かなり危険である。


マッシーがここまでの異常性を子供の頃にはすでに示した理由はよくわからない。

だか、片親だったことを考えると、それほど幸せな生活を送っていたとは言えず、その事がマッシーを異常にさせたのかもしれない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★★☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★☆☆☆
・特異性 ★★★★★★☆☆☆☆
・殺人数 1人

《犯行期間:1993年7月27日》