ジェリー・ブラドス (アメリカ)
【1936 ~ 2006】
1936年、アメリカ・サウスダコタ州でブラドスは生まれた。
ブラドスは幼少時、女性のハイヒールを見て性的に興奮を覚え、ゴミ捨て場で拾ったハイヒールを履いて射精していた。
以来、ブラドスは女性の身に付けている物に異常な興味を示し、下着と靴を盗んで集めるようになった。
ブラドスはそんな性癖を隠し、大学を出ると電気技師の職に就く。
そして、結婚し、子供もでき、表向きは幸せな家庭生活を送っていた。
しかし、ブラドスの子供の頃に根付いた性癖が、そう簡単に治まるわけもなかった。
ブラドスは妻には内緒で、自宅の地下室にコツコツと盗んで集めた女性の下着や靴を山のように保管していた。
そして、ブラドスはハイヒールや女性の体臭が残る下着を撫で、自分で身に付けて快楽に耽っていた。
だが、人間というのは欲深い生き物。
次第にそれだけでは満足いかなくなったブラドスは、下着やハイヒールを身に付けている女性を直に見てみたいと思い始める。
それは日に日に強くなり、ついにブラドスは自宅に訪問販売に来たセールスレディを地下室に連れ込むと、絞殺して殺害する。
ブラドスは殺害したセールスレディを全裸にすると、自分の集めた下着を何度も着せ替え、弄んだ。
その着せ替えをしているだけで、ブラドスの興奮は絶頂を迎えた。
更にブラドスは女子大生 (23歳) と、モデルの女性 (19歳) を同じく地下室に拉致すると、首を絞めて殺害した。
今度も死体に下着を着せ替えを行った。
しかも、地下室の天井にある滑車とロープを使い、下着を着せた死体を吊るし、あらゆる角度から写真を撮り、興奮するのだった。
しかし、連続殺人の容疑者としてブラドスの名が浮上すると、警察はブラドスの家を捜索する。
地下室を捜索した警察は、下着のコレクションや死体の写真を押収し、ブラドスを逮捕する。
裁判でブラドスは3人の殺害で有罪となり、終身刑が言い渡された。
2006年3月28日、肝臓癌で死去。
∽ 総評 ∽
下着に異常な執着を示し、コレクションすることに励んだブラドス。
ブラドスが異質なのは、通常、ブラドスのようなタイプの殺人鬼は、必ずと言っていいほど強姦するものだが、ブラドスの場合は、女性の身に付けている物に興奮してはいるが、強姦は行っていない。
女性の下着や身に付けている物に固執するシリアルキラーは多いが、ブラドスほど執着する人物はそうはいない。
ブラドスは幼少時から女性の下着に異常に執着を示したが、なぜそのような性癖を抱いてしまったのかまったくわからない。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★☆☆☆
・特異性 ★★★★★★★☆☆☆
・殺人数 3人
《犯行期間:?~?》
コメント
コメント一覧 (4)
早速追記致しました。
教えて頂き誠にありがとうございます。
だからこそ、パンツ狩りの時点で逮捕し、厳しすぎるほどの罰を与えてから去勢して家畜のような強制労働をさせるか安楽死すべきなのです。
日本でもそれがきちんとできれば、児童ポルノも下着泥棒も減少すると思うのです!
仰る通りですね。
段々過激になっていった例だと思います。
なので最初の時点でしっかりとした対応をすべきですね。